昨年まで１４年連続で、全国で最も交通死亡事故者数が多かった愛知県。今年は過去１０年で最も少なくなる様相ですが、それでも全国最多となる見込みです。

そんな状況を打開すべく、愛知県警と県民がコラボして、必死の取り組みが続いています。愛知・刈谷市の「デンソー」では、愛知県警と連携し、刈谷市内の「ハザードマップ」を作成。また、事故が増える時期に合わせ県警と民間企業などがコラボし街頭で安全運転を見守る「２万人規模の街頭監視活動」も実施。

交通事故の死者数を減らすために、私たちができることは何なのか、取材しました。

昨年の愛知県の特殊詐欺被害額は約３４億円と過去２番目の規模でしたが、今年は大幅に減少しています。その理由を取材すると、民間企業と愛知県警のコラボが、被害防止に大きな役割を果たしていました。

愛知・岡崎市の「岡崎信用金庫」では、全国に先駆けて特殊詐欺対策のひとつ「０円設定」を実施。これは、７０歳以上の方の口座で３年以上キャッシュカードによる振り込みをしていない場合、ＡＴＭでの振り込み限度額を「０円」に設定するというもの。また、警察と連携し不審な点がある出金があった場合に通報する「全件通報」という取り組みも実施。

また、被害の未然防止のために、私たちにもできるコラボの仕方もご紹介します。