5月25日(金)



報道に来た頃には
毎日起きる事件事故に対して
驚きと疑問と世の中への不信感を募らせていました。

しかし
事件や事故で感じた怒りや悲しみも
時間の経過とともに
少しずつ解かれてしまいます。

人間の脳というのはそのように出来ているのでしょう。

でも、その怒りや悲しみを
忘れてはいけない報道人としての私もいます。

人の悲しみ、辛さを理解しないと
「伝える」ことはできない、
そう信じてやってきて
我を見失いそうになることもありました。

ひとつの事件の重み・・・

それはこの仕事を続けている限り
ずっと伸し掛かってくるのでしょう。

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