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台風豆知識

資料提供:名古屋地方気象台

はじめに

台風は暴風だけでなく大雨や高潮等をもたらします。
死者・行方不明者5098名(防災白書)を出した伊勢湾台風以降は防災体制の強化が図られ、台風による人的被害は大幅に少なくなりました。

しかし、台風に起因する災害は、高度化する社会生活に対し形態を変えながら多少に関わらず毎年各地で起こっています。

東海地方においても平成12年の台風第14号と秋雨前線による大雨(東海豪雨)、平成11年の台風第18号によるたつ巻(愛知県豊橋市、豊川市等)、同年台風第16号と秋雨前線による大雨、平成10年の台風第7号による暴風などは記憶に新しいところです。

なお、平成12年から台風の強さ・大きさの表現が変更になりました。また、平成13年6月1日からは台風の強度予報が現在の24時間先から48時間先までに延長となり、台風情報に加えています。

今回、台風災害の軽減を目的に、台風の基礎知識・災害との関係等を解説していきます。

1 台風とは

北西太平洋で発生する熱帯低気圧のうち、中心付近の最大風速がおよそ17 m/s以上になったものを「台風」と呼びます。

台風の発生数と日本への上陸数
1990年(平成2年) 台風19号の経路図

台風の移動と一生

台風は上空の風に流されて移動し、地球の自転の影響で北へ向かう性質があります。
低緯度では偏東風によって西よりに進みながら北上し、中・高緯度の偏西風帯まで移動すると向きを次第に東よりに変え速度を増しながら移動します。

台風は暖かい海面から供給される大量の水蒸気が凝結する際に放出される熱をエネルギー源として発達します。

海面水温の低い海域や摩擦が大きく水蒸気の供給が少ない陸地に移動すると衰えていきます(第2図)。