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最新の実験紹介
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2006年8月6日放送
「水蒸気」

今回のテーマは「水蒸気」! 水蒸気の実体を解明しながら、そのパワーを使ったポンポン船の魅力にも迫ります。
過去の実験一覧はコチラ!!

■ラブラボ!クイズ

<問題>水が沸騰した時に見える白い湯気の正体は?

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<正解>水!

《解説》

水が沸騰した時に見える白い湯気は、実は小さな水の粒! 出てきた蒸気を再び加熱すると白い蒸気は消えるが、実は250℃以上の水蒸気が出ている。 水蒸気とは水が蒸発して気体となったもので目には見えません。

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■ポンポン船を作ろう!

<材料>

  • ウレタンフォーム
  • アルミパイプ(直径2ミリ)
  • ろうそく
  • プラスチック板
  • 画びょう
  • アルミ箔
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<作り方>

  1. ウレタンフォームでボディを作る。
  2. アルミパイプに釣り糸を通す。
    (釣り糸を通す事で、アルミパイプを曲げる時、潰れるのを防ぐ事ができます。)
  3. 丸い木の棒などを使ってアルミパイプをコイル状に曲げていき、曲げ終わったら釣り糸を抜き取る。
  4. 竹串でボディの一方の端に穴を2つあけ、曲げたアルミパイプを穴に差し込む。
  5. コイル状に曲げた側を船体と平行になる様に曲げ、パイプの先も外側に曲げる。
  6. 背中合わせにつけた画びょうを、コイル状に曲げた部分が真下にくるよう、船体に差し込む。
  7. ロウソクの長さを調節して画びょうに差し込む。
  8. ボディに切れ目を入れ、進行方向を変えるカジとしてカットしたプラスチック板を差し込む。
  9. アルミ箔をコイル部分に取り付ければ完成。
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[走らせ方]

  • スポイトを使いアルミパイプの中へ水を入れ、パイプ内を水で満たす。
  • 水に浮かべて、ロウソクに火をつけると加熱され、水蒸気が発生して走り出す。
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《解説》

  • ロウソクの火によって加熱され水が沸騰すると、水蒸気となって膨張するためパイプ内の圧力が高くなり、パイプの中の水が弾き出されて、その推進力で動く。この時、勢いで水が外へ出過ぎるためパイプの中の圧力が下がり、今度は膨張した水蒸気が収縮して再び水が吸い込まれる。これを繰り返す事で船は進んでいく。
  • 水はまっすぐ噴射され、その反動で進む。
  • 水を吸入する時には、パイプの周りから吸い込むため逆には進まない。

★番組からのお願い★

「ラブラボ!」は大人から子供までを対象に、教科書等の理論だけでなく、実験を通して楽しく遊びながら、実際に体験し・手先を動かし・自分で工夫をこらす事によって科学を理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。

その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、実験によってはカッターやハサミ等の刃物や小さな部品、工具等を使ったり、火気やドライアイス、家庭用洗剤等の薬品を使うモノもありますので、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。

また実験や工作に小さなケガは付き物ですが(紙一枚でも手が切れたりします)、正しい手順と(器具の)正しい使用で危険は大きく減らせます。特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。

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