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2006年11月19日放送
「おでんの科学」

今回のテーマは「おでんの科学」 寒くなると恋しくなる「おでん」のおいしさの秘密が明らかに!
過去の実験一覧はコチラ!!

■科学の力で超簡単!味付け卵作り

<材料>
  • お酢
  • 炊飯器
  • おでんダシ
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<作り方>
  1. お酢の中に卵を、およそ1時間入れます。
  2. お酢の中から取り出した卵を水洗いし、おでんダシの入った炊飯器に入れます。
  3. 炊飯器で卵を2時間炊いたら完成!(注:炊飯器の機種によって違いますので、ご注意下さい)
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<解説>

お酢の中に卵を入れると、卵のカラから泡が出てくる。
卵のカラは炭酸カルシウムという成分で出来ており、 お酢の中の酸(酢酸)と反応して二酸化炭素を発生させている。
卵のカラが少しずつ溶けて薄くなり、炊飯器の水蒸気による圧力で、おでんダシがしみ込みやすくなる。

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【おまけ】

お酢の中に卵を1週間漬けておくと、卵のカラがお酢で完全に溶け、 卵殻(らんかく)という膜だけの状態になる。

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★番組からのお願い★

「ラブラボ!」は大人から子供までを対象に、教科書等の理論だけでなく、実験を通して楽しく遊びながら、実際に体験し・手先を動かし・自分で工夫をこらす事によって科学を理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。

その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、実験によってはカッターやハサミ等の刃物や小さな部品、工具等を使ったり、火気やドライアイス、家庭用洗剤等の薬品を使うモノもありますので、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。

また実験や工作に小さなケガは付き物ですが(紙一枚でも手が切れたりします)、正しい手順と(器具の)正しい使用で危険は大きく減らせます。特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。