2013年3月23日放送 第208回
3月25日は「電気記念日」です。
明治11年3月25日、東京で「アーク灯」が点灯されました。
つまり日本で初めて、街に電気の明かりが灯った日なんです。
「アーク灯」とはどんなものだったのか?アーク灯を再現してみましょう。
(1)
鉛筆から芯を取り出します。
(2)
その芯を2本用意して、それぞれに電源を繋ぎます。
(3)
この鉛筆の芯に電気を流して、芯の先端を少し刺激してみると・・・
(4)
明るく光った!
(5)
これは「アーク放電」と言って、アーク灯の原理なのです。
(6)
光っている部分にフィルムを被せると・・・
(7)
芯の先が光っているのがわかります。
芯の原料である黒鉛は電気を通しやすい物質です。
電源を繋いだ2本の鉛筆の芯を近づけると、芯の先端部分で放電が起こります。
この放電により熱が発生し、強い光を出すのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。