2013年8月31日放送 第231回
こちらは、地震により発生した津波から施設を守る防波壁。
浜岡原子力発電所では、津波対策として防波壁を建設中です。
この防波壁にはある工夫がされています。
その工夫とは?
(1)
二つの壁の模型があります。
見た目に違いはありません。
(2)
ここに波を起こしてみると・・・
(3)
片方は倒れたけど、もう片方は倒れない!
(4)
実は、倒れた方の壁は、土の上に乗っていただけ。
(5)
倒れなかった方は、壁の一部が土の中に埋まっていて、いわゆる基礎がしっかり作ってある状態だったのです。
(6)
浜岡原子力発電所で建設中の防波壁は、地中深くにある岩盤から基礎を立ち上げています。
その深さ は、場所によって、なんと30メートルにもなると言います。
こうした様々な技術によって大きな津波のエネルギーから発電所を守る対策を行っているんですね。
協力:キクイパッキン株式会社
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。