2016年7月30日放送 第383回
車輪を使った面白い現象を実験!
さらに、モノを運ぶ歴史に迫ります!
(1)
電動で回転する台があります。台を回転させて、その上に車輪を乗せると・・・
(2)
車輪が自立して、走り続けます。
(3)
丸いモノなら、なんでも走り続けます。ボールやこんな形の洗面器でも!
(4)
車輪などは、回転することでその場にとどまって、転がります。
(5)
実は、この車輪。モノを運ぶ上で歴史的にすごい発明だったのです。
ちょっと歴史をひも解いてみましょう。
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こちらに120kgの重りが板の上に乗っています。
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板を引っ張っても・・・全く動きません。
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重い荷物を運ぶため、昔の人が考えたのが、丸い筒を使う方法です。
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丸い筒を何本か並べ、その上に板ごと重い荷物を乗せます。
すると・・・
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このように重い荷物を簡単に動かすことができます。
(11)
この仕組みを「コロ」といいます。
(12)
かつては、木などを並べて、その上を転がして荷物を動かしていました。
しかし、長い距離を運ぶ場合、たくさんのコロが必要になり、また、コロ自体を移動させないといけません。そこで、考え出されたのが、コロ自体に軸を通した車輪だったのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。