2017年5月20日放送 第425回
堅いイメージがあるガラスを使って実験!
(1)
こちらにガラスがあります。このガラスでバネを作ってみましょう。
(2)
まずは、ガラスを熱して、やわらかくします。
(3)
溶かしたガラスを筒に巻き付けます。
(4)
冷えたところで、筒から取り外します。
(5)
すると、このようにガラスのバネができました。
(6)
ちゃんとバネになっているのか?重りを吊るしてみましょう。
(7)
バネが折れない!
ガラスといえば堅くて伸び縮みしないイメージがありますが、本来、ガラスはこのように弾力があるのです。
(8)
このガラスの弾力を利用したものが江戸時代にありました。
「ポッペン」と呼ばれるモノです。口に当てて吹くと・・・
(9)
おもしろい音が鳴ります。
(10)
なぜ、音が鳴るのか?
底の部分にビーズを取り付けたポッペンを吹いてみましょう。
(11)
わずかに動いているのがわかります。底のガラスはとても薄くできていて、吹くと、空気の力で底が押されます。ガラスは弾力があるので、吹くのをやめれば元に戻ります。つまり、底のガラスが動くことで音が鳴っているのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。