2018年3月24日放送 第468回
高温の物質と水にまつわる不思議な現象!
(1)
金属球を赤くなるまで熱して、水の中に入れると・・・
(2)
金属球はすぐにジューっと冷やされるのではなく、水蒸気の膜に包まれました。高温の物質を水に入れると、その周りの水が一瞬で蒸発し、水蒸気の膜ができるのです。これを『ライデンフロスト現象』と言います。
(3)
あるきっかけで膜が破れると、一気に水が流れ込み金属球が冷やされるのです。
(4)
では、金属球のような固体ではなく、高温の液体を水の中に入れるとどうなるのか?用意したのは塩と塩化カルシウムを混ぜたモノ。
(5)
これを、500度ぐらいまで熱すると、このように液体になります。
(6)
500度以上になっているとても高温の液体を、水の中に入れます。すると・・・
(7)
すごい勢いで水が吹き上がりました。
(8)
高温の液体を水の中に入れると、金属球の時と同じように『ライデンフロスト現象』が起こり、水蒸気の膜が一瞬できます。
(9)
その後、あるきっかけで膜が破れると、高温の液体と水が一気に混ざり、水が爆発的に蒸発します。
(10)
その結果、大きな爆発となり、水が吹き上がったのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。