2018年7月21日放送 第485回
今回は『夏休み自由研究スペシャル』。
水の中で撃つ『水中空気砲』をご紹介します。
(1)
空気砲の渦巻きの輪は『渦輪』と呼ばれています。実は、水の中でも空気砲を撃つことができます。
(2)
使うのは、ペットボトル。さらに、水を入れた水槽を用意し、気泡を出す装置を入れておきます。
(3)
この気泡が出ているところに、ペットボトルを沈め、中に水を入れます。そして、ペットボトルの口を泡の方に向け、押すと・・・
(4)
空気砲と同じように、気泡が輪になります。
(5)
ペットボトルから水が、渦輪となって飛び出します。気泡が渦に巻き込まれて、輪になるのです。
(6)
また、水中空気砲の輪は、壁にぶつかると壊れてしまいますが、水面に向かって浅い角度でうつと・・・
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水面に当たって、跳ね返ります。どれぐらいの角度でうつと跳ね返るのか?水面で反射する条件を調べてみましょう。
(8)
気泡を作り出す装置は、ペットショップの熱帯魚コーナーなどで手に入れることができますよ。
(9)
水中空気砲の渦輪はストローを使うと簡単に観察することができます。色つきの水をストローにとり、水の中に落とします。
(10)
落ちた色つきの水が渦輪となり、沈んでいきました。よく見ると内側から外側に巻き込むように渦を巻いて進んでいるのが観察できます。落とす勢いを変えると、渦はどうなるのか?色々試しながら、観察してみましょう。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。