あらすじ

名古屋のデザイン会社に勤める岩井遥(足立梨花)は、慌しい年末を迎えていた。
社内では来春に向けたKITTE名古屋の装飾アイデア募集がかかり、アシスタントからの独り立ちを目指す遥には大きなチャンス。年下の恋人・卓哉(葉山奨之)との時間を大切にしながらKITTE名古屋に通い、構想を練り上げる。

そのKITTE名古屋では、駐車場の係員の照屋(ゴリ)とパティスリー店員のレイチェル(春香クリスティーン)が些細なことから大ゲンカ。
しかし、ハーフと沖縄出身という、故郷を遠くに持つ者同士の共感から親交を深めてゆく。

また、定年を控えた名古屋中央郵便局長・沢田(大杉漣)は40年来面影を追い続けてきたひずる(宮崎美子)の出現に心を揺るがす。そして運命が二人の距離を徐々に縮めてゆく。

やって来たクリスマス。華やかなイベントが開催されるKITTE名古屋で、遥は卓哉から突然別れを切り出されてしまう。
心の支えを失った遥はデザイナーデビューを果たせるのか?

遥と卓哉、照屋とレイチェル、沢田とひずる、3組のカップルがKITTE名古屋で交錯を重ねるうちにお互いを支えあい、小さく温かな幸せを見出してゆく姿を描きます。