激しい息苦しさが襲う
過換気症候群の対処法


高速道路を運転していたら、
突然、胸が苦しくなり
息ができなくなったAさん。

「吸っても吸っても空気が吸えなくて
手も震えてきちゃって。
このまま死ぬんじゃないかと思うくらい
怖かったです」


呼吸が思うようにできなくなったAさん。

激しい息苦しさに加え、
手足もしびれて
意識がもうろうとしてきたのです。

Aさんを襲った病とは?


「これは“過換気症候群”といいます。
突然息苦しくなり、けいれんなどを伴い、
多くの人は『死んでしまうのではないか』という
不安に襲われるのです」と、
名古屋市熱田区の協立総合病院・小玉祐介先生。

一体、どんな病気なんでしょうか?


過換気症候群になると、
速くて深い呼吸を過度に繰り返します。
すると、血液中の二酸化炭素が排出されてしまい、
けいれんや手足のしびれが起こります。

また、二酸化炭素の減少により、
頭痛、めまい、失神などが起こるのです。




通常、血液中の二酸化炭素の濃度は、
バランスのとれた状態にあります。




しかし、何からの緊張やストレスなどにより過換気症候群になると
激しい呼吸が繰り返され、血液中の二酸化炭素の量が急激に減ります。
すると、血液がアルカリ性になってしまい、
けいれん、手足のしびれが起こるのです。
また、血管が収縮するため、頭痛やめまいなども起こります。

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