2010年2月4日放送「B級グルメで町おこし!」


手軽なご当地「B級グルメ」を利用した地域おこしが盛んになっている



豊川稲荷縁の「いなり寿司」で
町おこしを図る豊川市
約60店舗が参加

08年にブレイクした「各務原キムチ」
関連年商は4億円に達する

地元の学校給食がルーツの
「津ぎょうざ」



商売繁盛の神様として名高い、愛知県は豊川稲荷の門前通りに並ぶ行列。豊川が発祥とも言われている『いなり寿司』に並ぶ人々の列だ。豊川市では、この名物のいなり寿司を使った町おこしが、去年から始まっている。
市内で「いなり寿司」を作る60店舗が集まったこの町おこしプロジェクト。いなり寿司を販売する店を網羅したガイドブックを発行し、毎月17日には市役所で新作いなり寿司を販売。「ある目標」に向かって頑張っていると言う。その目標がB級グルメ日本一を決める、食の一大イベント「B−1グランプリ」。地元での活動実績が出場の条件だが、結果を出せば全国にその名が知られる。

大会で上位入賞を果たしたこの地方のB級グルメの大先輩が、岐阜県各務原市だ。
かつては自衛隊と重工業の街と言われていたが、町の特産品であるニンジンと、姉妹都市・韓国チュンチョン市の特産品である松の実を加えたキムチを、ご当地グルメの「各務原キムチ」として5年前に発売。2008年に「各務原キムチ鍋」でB−1に参戦し、3位入賞で一気に注目され、一大ブームを巻き起こす事に成功したのだ。入賞をきっかけに「各務原キムチ」を製造する企業はもちろん、関連商品の製作に名乗り出る企業も現れ、その結果、スタート当初小売ベースでの年商1000万円が、4億円まで膨らむなど、大きな経済効果につながった。

この各務原キムチに続けとばかりに、名物のいなり寿司でB−1グランプリ出場を狙う、愛知県豊川市。
去年11月には、いなり寿司の食べ比べ大会を開き、活動実績を着々と積み上げている。B−1グランプリ参戦のあかつきには、この食べ比べで1位となった「わさびいなり」で全国のライバルと戦う。

三重県の津市でも、こうしたいわゆる「B級グルメ」での町おこしが盛り上がっている。
津市発祥のそれは、25年ほど前から学校給食で出されている、子供たちに大人気のメニュー。直径15センチの皮を使った大きな揚げ餃子、その名も「津ぎょうざ」だ。一般的な餃子と比較するとその大きさは約3倍。津にちなんだ2(ツー)が並ぶ、平成22年2月22日に、いよいよ津ぎょうざの組合も発足予定だ。

地元も一体となったこうした「ご当地グルメ」が、各地で新たな観光資源としてはもちろん、地域再生の鍵の一つとなるかもしれない。

■豊川市観光協会 (いなり寿司で豊川市をもりあげ隊)
住所)
愛知県豊川市諏訪1−1
tel)
0533−89−2206

■門前そば 山彦 (豊川いなり寿司)
住所)
愛知県豊川市門前町1
tel)
0533−85−6729

■松屋支店 (わさびいなり寿司)
住所)
愛知県豊川市門前町1
tel)
0533−85−6922

■各務原市観光文化課 (各務原キムチ)
住所)
岐阜県各務原市那加桜町1−69
tel)
058−383−9925

■焼肉 大翔 (各務原キムチ鍋)
住所)
岐阜県各務原市那加新加納町2307ー1 
tel)
0583−71−3523

■津市げんき大学 (津ぎょうざプロジェクト)
住所)
三重県津市西丸之内23−1 津市げんき大学事務局
tel)
059−229−3252

■分部食堂 (津ぎょうざ ※夜限定メニュー)
住所)
三重県津市東丸之内19−6
tel)
059−222−5136

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