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今年、いくつもの百貨店が大きな節目を迎える名古屋地区。消費者のデパート離れが進む中、節目の年をきっかけに復活を狙う各デパートの戦略を追った。 【王道】 開店10周年のジェイアール名古屋高島屋。 名古屋で1番新しい、新鮮な品揃えを目指し、客の来店頻度を上げ売り上げの向上につなげる作戦。情報発信基地としての百貨店、いわゆるデパートの王道を貫く方針だ。 既にこの春、日本初登場を含めた39もの新規ブランドを導入する大規模なリニューアルを行っており、利用者の評価も上々だという。 【価格帯の拡大】 呉服店から百貨店に進出して100年目の松坂屋は、3月1日に大丸と合併。これまでの多店舗展開に区切りをつけ、経営資源を旗艦店の名古屋店に集中させている。 その松坂屋が目指すのが「価格帯の拡大」。これまで高級品にシフトしていた品揃えを、その部分は維持しつつも、価格の幅を広げながら買いやすい、値ごろ感のある品揃えを強化するという。この戦略に従い、大規模な周年記念バーゲンも展開、その中で、これまで老舗としてやらなかったアウトレットセールやまとめ買い値引きも実施し、客足を伸ばしている。 【地域密着】 大丸と合併し本社機能を東京に移した松坂屋に対し、同様に経営統合をしながらも、分社化による「地域密着」を旗標に掲げるのが、今年、名古屋出店30周年を迎える三越。 伊勢丹と経営統合した三越は、地方の支店の分社化を決定。この地方では4月1日に地域事業会社「名古屋三越」が発足、星が丘店と名古屋栄店を運営することになる。分社化で意思決定のスピードを上げ、きめ細かく市場動向や客の意見を取り入れながら、より地域に密着した商品を提供、客の満足度を上げていく作戦だ。 その一環として、テナントではなく百貨店が独自に品揃えを決める売り場を拡充。また、日々顧客と接する売り場の社員を中心としたプロジェクトチームを結成し、現場のアイデアで、品揃えとサービスの充実を図ろうとしている。 ■ジェイアール名古屋タカシマヤ 住所) 名古屋市中村区名駅1−1−4 tel) 052−566−1101 ■松坂屋名古屋店 住所) 名古屋市中区栄3−16−1 tel) 052−251−1111 ■三越名古屋栄店 住所) 名古屋市中区栄3−5−1 tel) 052−252−1111
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