2010年4月22日放送「人気上昇!広がる“フェアトレード”商品」


消費者の注目が高まりつつあるフェアトレード商品



途上国の商品を、労働や品質に
見合った公正な価格で
購入しようというもの

こうした商品を購入することが
生産地(国)の生活向上の
支援につながる

古タイヤを再生利用した
エチオピア製のサンダルやスニーカー
デザインや品質の高さも人気



ボリビア産カカオのチョコに、メキシコ産のコーヒー豆、バングラデシュのブラウスに、インドのバッグなど、さまざまなジャンルに増えつつあるフェアトレードの商品。

では、フェアトレードとは一体どんなものなのか?
製品単価を下げるために、働く人々が極端な低賃金労働を強いられることが多い途上国では、生活を維持するために長時間労働に束縛されたり、十分な賃金が得られないため、教育等が行き届かず、貧困からの脱出が難しくなっている場合が少なくない。こうした国や地域の産品を、労働や品質に見合った公正な価格で継続的に取引する事によって、生産者にも利益を適正に分配し、その生活向上を支えようという仕組みだ。
例えば、1900円の値段がついたバングラデシュのきんちゃくの場合、生産者にはこのうち12パーセント・約220円が入るようになっている。バングラデシュでは、これでおよそ5キロの米を買うことができるという。

この地方でも、こうした製品を積極的に取り扱う店が増えてきている。
今月、名古屋学院大学 白鳥キャンパス内にオープンした一般客の利用もできるカフェでは、グァテマラの小規模農家で栽培されているフェアトレード珈琲を出している。農薬や化学肥料に頼らずに栽培された豆は、甘みが強く、しかも有機栽培特有の柔らな味わいを持っているといい、利用者の評判も良い。利益を抑えた1杯180円という安さも人気の秘密だ。

ショッピングモールの一角に5月5日までの期間限定で出店しているのは、愛知県半田市の会社が輸入するエチオピア製のサンダルとスニーカーの店。デザインの豊富さと、品質の高さから人気を集めているという。靴底には古タイヤをなめしてあるので滑りにくく、現地の小規模農家が栽培したオーガニックコットンや革で縫製してある、おしゃれなエコシューズでもあるというのもポイントだ。

こうしたフェアトレードに賛同する大手企業も次々と増えている。コンビニエンスチェーンのミニストップでは、これまでの2品に加え、5月11日から新たに3品のフェアトレード商品を追加。無印良品では4年程前からメキシコ産のコーヒーやインド産の紅茶などを、エスビー食品では20種類のフェアトレード香辛料を販売している。
また、インターネットやカタログ販売でもフェアトレード商品の人気は高い。手作りの一点ものが多いのが特徴だという。

愛知県女性総合センター内にあるフェアトレードショップは、この地方の草分け的存在で1000点近い製品が置かれている。通常商品より価格が高いものが多いが、例えば食品であれば無添加、オーガニックといった点に加え、「つくる人も食べる人も幸せになれる」といったコンセプトに共感し購入する人も多いという。

募金や寄付と違い、現地の労働者の自立・生活の向上を目的としたフェアトレード。環境や健康に関心が高まる今、フェアトレード製品の人気も高まってきそうだ。

■フェアトレードラベル・ジャパン
住所)
東京都墨田区江東橋5−3−1 聖パウロ教会内
tel)
03−3634−7872
URL)
http://www.fairtrade−jp.org/

■ホヌコペカフェ
住所)
名古屋市熱田区熱田西町1−25 名古屋学院大学白鳥キャンパス内

honu加藤珈琲店 本店
tel)
052−332−3800
URL)
http://www.katocoffee.com/

■ENO(イーエヌオー)
住所)
愛知県半田市白山町3−16−1
tel)
0569−74−3900
URL)
http://www.solerebels.jp/page/6
番組で紹介した商品)
ソールレベルズ(エチオピアの靴)
※5月5日(水)まで、イオンモール木曽川キリオにて販売

■フェアトレードショップ 風’s
住所)
名古屋市東区上竪杉町1 愛知県女性総合センター1F
tel)
052−962−5557
URL)
http://www.huzu.jp/

■シャプラニール(インターネット・カタログ販売)
住所)
東京都新宿区西早稲田2−3−1 早稲田奉仕園内
tel)
03−3202−7863
URL)
http://www.shaplaneer.org/

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