2010年5月13日放送「“イクメン”急増!パパの子育て」


積極的に育児に関わる「イクメン」と呼ばれるお父さん達が増えている



デザイン・機能とも男性の心をくすぐる育児用商品も増加

雑誌、ネット上問わず、男性向け
育児情報の充実も
イクメン増加の理由のひとつ

これまでは取りづらかった
男性の「育休」
法改正で取得率向上が期待されている



積極的に育児に関わる「イクメン」と呼ばれるお父さん達が増えている。
最近、週末に熱心に品選びをするお父さんの姿が見られるのが、名古屋・栄にあるデパートのベビー用品売り場。ここの売り場は、男性向けにデザインされた育児用バッグを取り扱っている。「ファーザーズバッグ」と呼ばれるこの商品、従来はかわいらしい物が多かった育児用バッグを、男性が持っても違和感のないデザインにしたものだ。
デザインだけでなく機能面も充実。哺乳瓶やウエットティッシュが取り出しやすく、カバンそのものをベビーカーにかけられるような工夫もしてあり、人気を集めている。
こうした売り場の他にも、例えばベビーカーでも、デザインや機能面で男性の心をくすぐる商品が発売されるなど、今、男性向けの育児グッズが、充実してきているという。

男性向け子育て情報の充実も、イクメン増加の理由のひとつ。
育児雑誌や男性誌でも、「イクメン」関連の特集が増え、子育てに興味を持つお父さん達は、育児情報には事欠かない状況。名古屋発の育児情報を提供する、ネット上の地元育児サイトでも、頻繁にイクメン向けの特集を組んでいる。

パパ達を取り巻く社会環境も変りつつある。
従来、男性が真剣に育児に取り組みたいと願っても、育児休暇まで取れるケースは、収入の不安や職場への気遣いなどもあり、決して多くはなかった。
このため、6月30日に施行される改正育児介護休業法では、育児休業給付金の上限引き上げ(最大50%に)や、父親の育休取得条件緩和などが盛り込まれ、より積極的にパパ達の育児参加を促すものになっている。

こうした状況を受け、男性の育児休暇を真剣に考える一般企業も現れつつある。また育児関連の専門家も、男性が育児に参加することは、マネジメント能力の向上や寛容さが身に付くなど、社会の円熟味が増すきっかけになると話す。
今後ますます増加しそうなこのイクメン。社会全体の仕組みも変ってくるかもしれない。

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