2010年6月24日放送「変わる“就活”最新事情」


多くの学生で賑わう、就職活動を目前に控えた3年生向けの準備イベント



自社の業務を知った上で
就職活動に臨んで欲しいと
多くの企業が出展

この20年で大学数は
約250校も増加
少子化傾向にも関わらず
学生数も増えている

愛知県半田市が運営する
キャリアセンター



就職難とも言われている今、大学生の就職活動に変化が見られる。就職したい学生の思惑は?そして、企業が求める人材とは?現在の就職活動事情を取材した。

6月中旬、東京で開かれたあるイベント会場に集まる多くの人たち。そのほとんどが、リクルートスーツに身を包んだ大学生だ。来春の新卒者のための就職説明会…と思いきや、集まっている学生は全て3年生。実はこれ就職説明会ではなく、3年生を対象に、インターンシップの申し込みが始まるのに合わせ、企業が実際にどんな仕事をしているのかを知ってもらい、興味のある仕事や会社を見つけてもらおうと開かれた、就職活動に向けた準備をするための「インターンライブ」というイベント。
インターンシップとは学生の夏休みなどを利用して行う就業体験制度の事で、ここ数年、特に盛んになってきている。企業側がこうした就業体験の場を重視する背景には、就職活動をする学生の変化も大きく関わっている。

就職情報誌の担当者が、競争にさらされず育ってきた影響もあり、自分が本当にやりたい事が見えていない事が多いのではないか…と分析する現在の学生。厳しいと言われる昨今の求人状況だが、実は「就職氷河期」と言われた10年ほど前に比べれば、求人の絶対数が少ないわけではない。しかし、この20年で大学の数が約250校も増え、少子化で18歳人口は減っているにも関わらず学生数は増加。誰でも大学生になれる時代、なんとなく大学に入り、将来が見えないまま就職活動を始めている人も少なくないのが現実のようだ。

企業の人事担当者も仕事の内容や労働条件などより、内定の取り方に興味を示す最近の学生の就職活動に戸惑いを見せ、印象だけでなく実際の仕事も知った上で、自分がどんな仕事をやりたいかを意識して会社を選んで欲しいと、インターンシップに力を入れているという。
既に6月1日、2012年の卒業生向けのプレサイトをオープンさせた就職情報誌が運営する就職ポータルサイトでも、インターンシップを行う企業の案内や、自己分析ツールなどが設けられている。

一方、行政も、キャリアカウンセラーに委託して若者専用の就職相談窓口を設置、自らも就職氷河期世代であるカウンセラーの一人は、「結果が出ないと焦って内定を取りに走ったり、どこでもいいという気持ちになるが、自分が納得できる会社に入らないと続かない。自分なりに何をしたいかという目標や人生のビジョンが必要」と、自らの経験を生かして学生にアドバイスしている。
就職活動は、まず自分を知る事から。企業が求めているのは、強い気持ちを持った人材のようだ。

■リクナビ (株式会社リクルート)
URL)
http://job.rikunabi.com

■特定非営利活動法人 エンド・ゴール
住所)
愛知県半田市浜田町3−10−1ピアゴ乙川店2階 キャリアセンターはんだ
tel)
050−1183−1650

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