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景気低迷の真っ只中に消費者の人気を集めたのは、とにかく安い激安商品だったが、景気回復の兆しが見え始めたと言われる昨今、普段は節約しながらも、ポイントを絞って消費を楽しむ「メリハリ消費」と呼ばれる消費傾向が目立ってきている。では、そんな消費者は、どんな部分にお金をかけているのか? 【安心】 毎日の生活に欠かせない食品関連は、特に価格訴求傾向が強かったジャンル。しかし昨今、百貨店などの食料品売る場で売上げを伸ばしているのが、例えば、国産の麦を丁寧に手で煎った麦茶や、玄界灘で獲れたイカをふんだんに使ったシュウマイなど、国産の食材をこだわりの製法で作り上げた品々。売り場の担当者によれば、多少値段が高くても、安心・安全なイメージの強い国産のものや、味の評価の高いものが選ばれる傾向が強いという。安全性やおいしさなどが重視され、「安心」できる商品が選ばれているようだ。 【こだわり】 PB商品の増加やファストファッションの台頭などで、去年、大きく低価格化が進んだ衣料品の世界でも「メリハリ」傾向が見られる。伝統ある「名古屋革靴」の技術を受け継いだ若手靴職人が、今年6月に始めたオーダーメイドスニーカーのネットショップ。1足約2万5000円〜の価格ながら、きちんと「仮靴」を作り、サイズを確認しながら丁寧に仕立てていくため、フィット感が格別と人気を呼んでいる。「他の靴は既製品だが、スニーカーは長く歩くときに履くので」と、オーダーした男性は、自分にピッタリ合ったサイズで歩きやすいと満足している。用途によっては、価格よりも「使いやすさ」を優先させる「こだわり」だ。 【ハレの日】 価格が高いものと安いものの二極化が進むビール系飲料で顕著なのが「ハレの日」消費。お盆や父の日等、何かきっかけのある「特別な日」にはちょっと贅沢を楽しむ。そんな日の「特別なビール」として人気なのが、各社が力を入れるプレミアムビールだ。例えば、取材したメーカの商品は、天然水仕込みで、ふんだんにホップを使い、麦芽の煮沸を2度行うなど、厳選された素材をこだわりの製法で仕上げており、独特のコクと香りを持った「特別な日」にふさわしいビールとして人気を集めている。 どこで「メリハリ」をつけるかはそれぞれだが、本当に良い商品が評価されつつあるようだ。 ■三越 名古屋栄店 (地下食品売り場/国産商品) 住所) 愛知県名古屋市中区栄3−5−1 tel) 052−252−1111(代) ■日本の靴職人 (オーダーメイドレザースニーカーのネットショップ) URL) http://kutusyokunin.com/ ■アピタ千代田橋店 (ハレの日商品) 住所) 愛知県名古屋市千種区千代田橋2−1−1 tel) 052−722−2811(代) ■サントリーホールディングス(株) (プレミアムビール) URL) http://www.suntory.co.jp/
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