|
核家族化が進み、年々減り続けている親との同居。しかしそれとは反対に、ここ最近、じわじわ増えているのが、親世帯と子世帯が近くに住む「近居」だ。実際に近居を選択した家族に聞くと、親世帯の高齢化や、子世帯の子育てなど、近くに住むことで、いざという時にお互い助け合える安心感が大きく、適度な距離も置けるのが大きな理由だという声が多い。 住宅情報誌が20代〜50代を対象に行った『幸福の条件』というアンケート。「家庭や家族とのつながり」と答えた比率が最も高かったのが、意外にも20代。社会や経済の環境が変化してきたことで、家庭や家族に対する価値観が変り、今後こうした居住スタイルが定着していくのではないかとされている。 そんな近居を更に進め、新たな同居スタイル=「隣居」として、一つ屋根の下で暮らそうというのが新世代の2世帯住宅。玄関はもちろん、キッチンやお風呂などを2つずつ設けた完全分離型。部屋の作りや意匠を親世帯と子世帯で変えることも可能で、タウンハウスやホテルのコネクティングルームに近い感覚だ。 室内に設置された連絡ドアを開ければ行き来は自由だが、従来の同居で問題になることの多かった生活のスタイルやリズムの違い、プライバシーの確保もクリアされる。またこうしたスタイルは近居のメリットに加え、土地の取得資金を節約できることが多く、その分、家本体にお金をかけることができるなど資金面でのメリットも多い。 更に住宅メーカーによれば、将来的な家族構成の変化にも対応しやすく、また、賃貸や貸し店舗としての利用を考える人も増えているため、そうした需要に対応した設計も可能だという。 家族の構成人数が減少傾向にある現在、今後、こうした近・隣住スタイルが選択肢の一つとしてますます注目されそうだ。 ■三井ホーム(株)(二世帯住宅) 住所) 名古屋市名東区上社 1−408 tel) 052−760ー3127
「3世代で活かし続ける住まいづくりセミナー」 開催日) 10月24日(日) 開催場所) 名古屋マリオットアソシアホテル tel) 0120−321−866
■(株)リクルート(住まいの総合情報誌「SUUMO」) 問い合わせ先) SUUMO読者ホットライン:0120−305−444
|