12月15日放送 「小塚杯とは」

今月初めに行われた、愛知フィギュアスケート競技会。
ショートプログラムだけで順位を競う大会ですが、実はもうひとつタイトルが懸かっていました。
それが、小塚トロフィー。

本田 この小塚トロフィーというのは、どのようなものなのですか?
久野 音楽の表現力を主として、選手の良い所を引き出すという主旨のものです。

小塚トロフィーは、愛知のフィギュアスケートの父と言われ、
小塚崇彦選手のおじいさんである光彦さんが提唱。
音楽との調和やオリジナリティーなど、愛知県選手の表現力向上を目的に、
20年ほど前から開催されています。
まだあどけない鈴木明子選手、小塚崇彦選手も出場していました。
小塚選手は、ステップとスケーティングで表現力を評価されたようです。

では、今回の小塚トロフィー受賞者は…。

村上佳菜子選手でした。    
現在の小塚トロフィーは表現力に加え、技術面も評価の対象となっていて、
村上選手はジャンプ・スピン等、技術力の高さも認められました。
そして最大の持ち味でもある、音楽を抜群のスケートテクニックで表現するその力。
彼女の滑りにのって、会場全体が佳菜子ワールドに引き込まれていきます。

スピード・テクニック・そして表現力と、まさに受賞に相応しい演技でした。

村上選手は、小塚トロフィーを2年連続で受賞。
今回の受賞について、フィギュアスケートの先生で小塚崇彦選手の
お母さんでもある、小塚幸子コーチに伺いました。
        
小塚 スケートを楽しく滑っているところに好感が持てるし、観ているほうも
   楽しくなるので、村上選手の表現力はとても素晴らしいと思います

2年連続の受賞に、村上選手は…。


村上 2回連続で小塚トロフィーをもらえて、すごくうれしいです。
   また来年も頑張ろうと思うので、すごく励みになります。

村上選手らしさ溢れる演技、また見せて下さい。


北京で開催された「グランプリファイナル」で、見事“3位”に入賞した村上佳菜子選手。
その直前、地元の大会にも出場していました。
「グランプリファイナルだと思って、演技しました」
そう語る村上選手。スケジュールが厳しくても、競技に出て実践を重ねる・・・
その姿勢が、現在の飛躍につながっているのかも知れませんね!!

2年連続で村上選手が受賞した“小塚トロフィー”は、とくに表現力が評価の対象です。
小塚幸子コーチは、
「幼い頃から、リンクの真ん中で“堂々と”踊っている村上選手の姿が、
印象に残っています」
と教えてくれました。その頃から“佳菜子ワールド”は健在だったようです。

ちなみに・・・
今、村上選手が海外の試合へ持っていくのは、
「マスク・オブ・ゾロ」と「オペラ座の怪人」のDVD。
フリー演技(マスク・オブ・ゾロ)の迫力ある演技は、
DVDを見たイメージトレーニングの成果なのかも知れません!!


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