2011年4月21日放送「こだわりチェーン・地域限定の秘密」


こだわりゆえに「地域限定」の道を選ぶ外食チェーンにChu!もく!



有機・低農薬の野菜に
こだわるイタリアン。
基盤整備の難しさが限定の秘密

麺の生産量の限界が店舗の限界。
自家製麺にこだわるラーメン店ならでは

看板メニューを
名古屋名物に育てるのがまずは目標



この地方にも100系列以上はあるといわれる外食チェーン。通常、外食チェーンといえば店舗数や出店エリアの拡大を目指すもの。しかし、こだわりゆえにあえて「地域限定」の道を選ぶ外食チェーンが現れてきている。

わずか1年半で、愛知と岐阜に10店舗を展開する、人気のイタリアン・チェーン。格安価格で30種類以上のピザとパスタが食べ放題の店だ。
チェーン店ながら、ブイヨンやソースなどは各店舗で丁寧に仕込み、食べ放題なのに、オーダーを受けてから調理。本格的な味を目指しているという。さらに使用する食材も、有機・低農薬の使用率50%以上というこだわりぶり。実はここに、“地域限定”の秘密がある。店で使用する有機・低農薬野菜の仕入れ先は、知多市の契約農家。休耕地を利用し、栽培法から指導して、すでにリタイアした世代の地域住民に作ってもらうことで、格安で仕入れられるシステムを確立しているのだ。安くておいしくて安心・安全な野菜の確保。こうした基盤を整えない限り、現在の業態での全国展開は難しいという判断だ。“こだわりの食材”の確保が地域限定の秘密だ。

愛知県内に9店舗を展開するラーメンチェーン。自慢のとんこつスープと相性ぴったりな、しっかりしたコシがある細麺が人気。ここにも“地域限定”の秘密があった。
この自家製の麺は、“熟練職人”が厳しく管理して作っているため、安易に製麺所を増やしても、品質が維持できないという。愛知県瀬戸市でのみ製麺を行い、それを毎朝配送するため、その周辺にしか店舗の展開ができないのだ。

愛知県内に20店舗以上を展開するのは、ホルモンが売りの焼肉チェーン。なかでも看板メニューは、「味噌とんちゃん」と呼ばれる豚のホルモンだ。
毎朝、新鮮な豚の内臓を丁寧に手でもみ洗いし、それを特製の豆味噌であえる。こうした内臓は下茹でがされるのが普通だが、新鮮な素材を使うことで、生のまま提供できるのだという。実は、このように茹でずに生のまま焼くというのが、この地方独特のホルモンの食べ方なんだとか。豆味噌であえて、生で焼くことで、独特の食感と旨味が生まれ、「くさみもなく、やわらかでジューシー」と女性にも大人気だという。この地域の味への強いこだわりが、“地域限定”の理由。ある意味、クセの強いメニューだけに、看板メニューである味噌ホルモンを、他のエリアでの出店ではずすくらいならと、この地域での出店にこだわり、まずは名古屋名物の一つに育て上げるのが目標だ。

■ヴォーノ・イタリア 小牧店
住所)
愛知県小牧市小針1−321 
tel)
0568−42−5551
URL)
http://buono−web.com/

■とんこつラーメン ラの壱 港店
住所)
愛知県名古屋市港区入場1−1303−1
tel)
052−382−4220
URL)  
http://www.ranoichi.com/

■下町情熱酒場 栄ホルモン
住所)
愛知県名古屋市中区栄3−2−25 都興ビル1F
tel)
052−238−4129
URL)
http://www.yakinikuhorumon.com/

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