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この地方にも100系列以上はあるといわれる外食チェーン。通常、外食チェーンといえば店舗数や出店エリアの拡大を目指すもの。しかし、こだわりゆえにあえて「地域限定」の道を選ぶ外食チェーンが現れてきている。 わずか1年半で、愛知と岐阜に10店舗を展開する、人気のイタリアン・チェーン。格安価格で30種類以上のピザとパスタが食べ放題の店だ。 チェーン店ながら、ブイヨンやソースなどは各店舗で丁寧に仕込み、食べ放題なのに、オーダーを受けてから調理。本格的な味を目指しているという。さらに使用する食材も、有機・低農薬の使用率50%以上というこだわりぶり。実はここに、“地域限定”の秘密がある。店で使用する有機・低農薬野菜の仕入れ先は、知多市の契約農家。休耕地を利用し、栽培法から指導して、すでにリタイアした世代の地域住民に作ってもらうことで、格安で仕入れられるシステムを確立しているのだ。安くておいしくて安心・安全な野菜の確保。こうした基盤を整えない限り、現在の業態での全国展開は難しいという判断だ。“こだわりの食材”の確保が地域限定の秘密だ。 愛知県内に9店舗を展開するラーメンチェーン。自慢のとんこつスープと相性ぴったりな、しっかりしたコシがある細麺が人気。ここにも“地域限定”の秘密があった。 この自家製の麺は、“熟練職人”が厳しく管理して作っているため、安易に製麺所を増やしても、品質が維持できないという。愛知県瀬戸市でのみ製麺を行い、それを毎朝配送するため、その周辺にしか店舗の展開ができないのだ。 愛知県内に20店舗以上を展開するのは、ホルモンが売りの焼肉チェーン。なかでも看板メニューは、「味噌とんちゃん」と呼ばれる豚のホルモンだ。 毎朝、新鮮な豚の内臓を丁寧に手でもみ洗いし、それを特製の豆味噌であえる。こうした内臓は下茹でがされるのが普通だが、新鮮な素材を使うことで、生のまま提供できるのだという。実は、このように茹でずに生のまま焼くというのが、この地方独特のホルモンの食べ方なんだとか。豆味噌であえて、生で焼くことで、独特の食感と旨味が生まれ、「くさみもなく、やわらかでジューシー」と女性にも大人気だという。この地域の味への強いこだわりが、“地域限定”の理由。ある意味、クセの強いメニューだけに、看板メニューである味噌ホルモンを、他のエリアでの出店ではずすくらいならと、この地域での出店にこだわり、まずは名古屋名物の一つに育て上げるのが目標だ。 ■ヴォーノ・イタリア 小牧店 住所) 愛知県小牧市小針1−321 tel) 0568−42−5551 URL) http://buono−web.com/ ■とんこつラーメン ラの壱 港店 住所) 愛知県名古屋市港区入場1−1303−1 tel) 052−382−4220 URL) http://www.ranoichi.com/ ■下町情熱酒場 栄ホルモン 住所) 愛知県名古屋市中区栄3−2−25 都興ビル1F tel) 052−238−4129 URL) http://www.yakinikuhorumon.com/
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