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震災をキッカケに防災意識が高まる中、ものづくりの得意なこの地方の企業が開発した災害対策に役立つ新商品が注目されている。 例えば、人気の高さとは裏腹に、設置には100〜200万円と高額な費用のかかる太陽光発電。マンションには設置しづらいといった難点もある。 こうした点を解消するシステムを開発したのが安城市にある会社。一式40万から50万円と手ごろな価格で、ベランダがあれば簡単に設置できるソーラー蓄電システムを開発。マンション、戸建住宅をはじめ学校施設などにも導入されている。 さらに、避難先などでも利用したいという要望に応え、「移動しやすさ」をコンセプトに、簡易キャリーで運べるサイズの蓄電装置と太陽光パネルを組み合わせた商品も開発。従来からある鉛蓄電池を利用する事で価格も約15万円と低価格化に成功し、アウトドア用や停電などの非常用電源として期待が高まっている。 災害時、人の生死を分けるのが素早い救助活動ができるかどうか。一見、普通に見えるベンチの中に、ジャッキやロープ、バールといった救助用品を収納したこの製品。普段は街の景色に溶け込みながら、いざという時に初動となる地域の住民同士の救助活動で、倒壊した家屋や家具の下敷きになった人の救助に役立ててもらおうというものだ。 他にもスペースの少ない街中に置けるよう工夫された、案内地図型の簡易防災倉庫も開発。自治体などからの問い合わせも増えている。 しかし、こうした防災倉庫の課題は、いざという時の鍵の開け方。そこで三重県津市の会社が三重大学と協力して開発したのが、地震の揺れを感知すると自動的に鍵を開ける装置。装置に組み込まれたオモリが、揺れを検知し作動させる仕組みだ。地震発生時、震度6弱以上の振動で鍵の掛かっている扉を自動的に開放する。普段は施錠されている事の多い防災倉庫などの場合でも、倉庫が自動的に開かれれば、鍵のありかを探して無駄に時間を費やすことをせず、すぐに道具を取り出し救助にあたれるというメリットが生まれる。 3トンの砂袋を3メートルの高さから落としてもびくともしない、木製の耐震シェルターを作ったのは、三重県の木材協同組合連合会。地震に備え、本来ならば古い家屋は耐震診断をして耐震補強をするのが望ましいが、数百万円という補強経費がネックとなり実際にはなかなか進んでいないのが実情。そこで、家全体を補強するのではなく、家の中にいざという時に逃げ込める安全な場所を確保するという考えから生まれたのが、この耐震シェルターだ。内部に入ると一見、木目調の普通の部屋に見えるが、シェルターの天井には頑丈な鉄骨が何本も取り付けられている。無防備となる就寝中も、この中なら安心できるという。 ■イーズライフ (ちくでんSUN/ちくでんSUN・KIT) 住所) 愛知県安城市百石町2−12−3 tel) 0566−75−1134 URL) http://www.es−life.co.jp/ ■美装 (救助工具内蔵レスキューベンチ/サイン) 住所) 愛知県一宮市丹陽町伝法寺東雨野2408 tel) 0586−75−0711 URL) http://www.biso2000.com/ ■三愛物産 (地震自動オープン錠) 住所) 三重県津市藤方1165−1 tel) 059−228−5101 URL) http://www.sann−ai.co.jp/ ■三重県木材協同組合連合会 (三重県型耐震シェルター) 住所) 三重県津市桜橋1−104 tel) 059−228−4715 URL) http://www.mienoki.net/shelter/01/index.html
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