8月17日放送 「高校生の海浄化作戦」
三河湾に面した愛知県蒲郡市。
今、ここで高校生たちによる
ある取り組みが行われています。
自分たちのふるさとの海を、
美しいまま次世代に繋げたい!
そんな思いで活動しているのが、
愛知県立三谷水産高校の生徒たち。

学校のすぐ裏にある港から生徒たちが
ダイビングのいでたちで出港。
彼らが向ったのは、蒲郡・三谷湾にある入江です。
実は、彼らは水質浄化をすると言われる
「アマモ」の移植を行っていたんです。
5年前から始まったこの取り組みは
授業の一環にもなっています。

「アマモ」は海中で育つイネ科の植物。
生き物を育む「海のゆりかご」と言われるアマモは、
水中の窒素やリンを吸収し、水質をきれいにしてくれます。
しかし、私たちの生活排水などが原因で湾がどんどん汚れて、
今ではアマモの99%が湾からなくなってしまったんです。

アマモを再生させ三河湾をきれいにしようと
生徒たちは懸命に取り組んでいます。
まずは葉の中にある、米粒よりも小さな種を採取するため、
ひと月の間、アマモを海水に漬けて葉を腐らせ、
何十回と水洗いを繰り返します。

こうして収穫された種は、
常温では腐ってしまうため冷蔵保存され、
秋に再び海に戻すのです。
地道で気の遠くなるような作業。
しかし、生徒たちの熱意と努力で
アマモは少しずつですが着実に再生しているそうです。
美しい三河湾に戻すため、生徒たちは今日も頑張っています。

■愛知県立三谷水産高等学校 
住所)
愛知県蒲郡市三谷町水神町通2−1
tel)
0533−69−2265

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