8月24日放送 「清流・長良川の今」
岐阜県郡上市の大日ヶ岳に源を発し、
伊勢湾に注ぐ延長166キロメートルの河川・長良川。
静岡の柿田川、高知の四万十川と共に日本三大清流の一つです。
また、鵜飼船や特産の鮎でも全国的に有名です。
しかしこの川に、ある変化が起きていると言います。

それは長良川で取れる「鮎」。
岐阜県内の鮎の漁獲高は1990年代をピークに激減し、
大きさも年々小型化。
漁師さんにお話を伺っても、
こんなに鮎が獲れない年は初めてだといいます。
見た目には本当に美しく、透明度の高い長良川。
こんなにも綺麗な川なのに、
一体どうして鮎がいなくなってしまったのでしょうか?

川で代々漁を続けている大橋さんにお話を伺うと、
「砂」が原因の一つではないかとのこと。
よく見てみると、川底には沢山の砂が堆積しています。
砂が多いと、鮎の餌である苔が石につかなくなり、
また産卵することが、難しくなるんだそうです。

20年にわたって、
長良川で鮎の産卵を定点観測している
「アユの産卵を見る会」の新村さんは、
ここ数年で砂が下流からどんどん堆積し、
産卵場所が上流に
移ってきていると言います。
この砂は一体どこからやってきたのでしょう?

新村さんがその原因とも言える場所に
連れて行ってくださいました。
それは開発によって山肌がむき出しのまま放置された山や、
災害の爪あとを色濃く残す山。
荒れ果てた山の土砂が、河に流れ、
下流に影響を及ぼしたのではないかというのです。
山が荒れれば、川も、そして海にまで影響が出てしまう。
次回は「山」についてご紹介したいと思います。


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