姫は、大晦日には先祖代々のお墓を一つ一つお参りし、元旦には開門前にお払いをしたりと、年末年始は大変忙しいそうです。そしてお正月には毎年欠かさず作るのがお雑煮。成瀬家オリジナルということで、今回特別にご馳走してもらいました。
城内にある隅櫓風の茶室に案内され、姫お手製のお雑煮を頂くことに。フタを開けると意外にシンプル!でも鴨肉を入れるのが、成瀬家流。鴨のうまみが染み出していて、上品なお味でした。
温かいお雑煮を頂いた後は、姫と城内をお散歩することに。今回は特別に姫お気に入りのビュースポットを案内していただきました。
まずはなんと断崖絶壁に立つお城のわき道。幅は1メートル足らずで、普段は危険なので鍵をかけているところです。「ここから転げ落ちたら・・・」とヒヤヒヤするほど絶壁ですが、裏にまわると犬山城を守るように流れる、木曽川の流れと対岸の街並みが木々の間から一望できます。ちなみに足元に沢山落ちている瓦は、お城の古い屋根瓦だそうで、中には120年前の濃尾地震の際に落ちたものもあるそうです。
また、「後ろ堅固の城」として木曽川から渡ってこれないようにつくったはずの犬山城ですが、実は一番船を渡しやすい場所に建ってしまったそうで、その弱点を知っていた敵には城を落とされてしまったそうです。
犬山城にも意外な弱点があったんですね。
そして姫のもう一つのお気に入りは、犬山城を正面から見た姿。お城が人の顔に見えるというのです。望楼の部分をよく見ると、窓が目に、そして屋根が白い口ひげのように見えます。成瀬家の初代、正成公が城下の人々を見守っているようです。
行くたびに新たな魅力が発見できる犬山城。姫は2012年、いつもとは違う犬山城を演出したいといいます。その構想はすでに頭の中にあるとか!訪れる楽しみがさらに増えそうですね!
■犬山城白帝文庫tel)0568−65−1707 (事務所)