5月1日放送 「三岐鉄道沿線発見」

みなさん、「ナローゲージ」という言葉を知っていますか?
電車好きの方はご存知かもしれませんが
線路幅が狭い鉄道ことをナローゲージと呼ぶんです。
他の線路と比べてみるとその差は一目瞭然。
近鉄の線路幅は世界標準となっている1435ミリ。
JRは1067ミリ。
一方、北勢線は762ミリ!電車自体もとてもコンパクト!

こうした鉄道は「軽便鉄道」と呼ばれ、用地や資材が節約でき
安く建設できたため全国各地で運行されました。
しかし、現在残っているのは三重県を走る三岐鉄道北勢線を含め
国内では3路線だけなんです。


今回はその貴重な北勢線に乗って沿線を旅しました。
北勢線は西桑名と阿下喜を結ぶ20.4キロの路線。
地域の重要な足として利用されています。

大泉駅で途中下車してみると、「うりぼう」という
地元産の野菜や果物を売っているお店がありました。
開店と共に多くの人で賑わい、
取材に伺った午後には商品がほとんど売り切れているという人気ぶり!
遠く県外からのお客さんも多いのだそうです。

さらに、北勢線沿線には歴史的に貴重なものが残っていました。
重要建造物にも指定されている「めがね橋」や「ねじり橋」。
共に大正5年につくられたもの。
コンクリートブロック製で、今もその姿を残しています。

西桑名駅を出発して1時間。
終着駅「阿下喜」に到着しました。

駅の真横で見つけたのが「軽便鉄道博物館」。
ここは館長の安藤さんを始め、
地域のボランティアの皆さんで運営されている
まちかど博物館なんです。
北勢線第一号の電車も皆さんの手で復元され、
中に入ってレトロな運転席に、座り運転手気分を味わう事もできます。


また、館内を1周しているミニ電車に乗ることもできるんです。
子供はもちろん、大人にも大人気!

全国でも貴重なナローゲージの北勢線。
みなさんもぜひ一度乗ってみてください。
温かさや懐かしさが感じられる電車ですよ。


■三岐鉄道(運輸課)
tel)
059−364−2143

■いなべまちかど博物館
住所)
三重いなべ市
tel)
0594−72−2478

■ふれあいの駅「うりぼう」
住所)
三重いなべ市
tel)
0594−74−5866


■バックナンバー一覧■