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12月26日(水) |
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部屋には
利恵さんが学生時代に作ったクリスマスリースも
飾られていました。
手先が器用だったという利恵さん。
料理も得意で
将来、飲食店を営むことを目指していました。
幼い頃、
富美子さんと一緒に作った粘土人形や
折り紙の小箱。
家の中は
“母と娘”の思い出が詰まっていました。
利恵さんと私が同い年で
富美子さんと私の母も1歳違いということもあり、
話を伺うと
私が幼い頃、母親としていた遊びや、作った小物などが
まったく同じだったのです。
富美子さんの雰囲気は、私の母に似ていました。
富美子さんに私の母の姿を重ねると同時に、
娘さんを失ったその悲しみが込み上げてきました。


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