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12月26日(金) |
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先日、ある場所を訪れました。
「名古屋ダルク」です。
ダルクとは全国に数箇所あり、
薬物依存に悩む人々が
薬物からの脱却、社会復帰を目指している施設です。
ダルクに通うある方にお話を伺いました。
学生時代、先輩に誘われ、嫌とは言えず
興味本位で大麻に手を出したそうです。
大麻で気分を晴らすようになり、
次第に、大麻から覚せい剤へ変わっていきました。
自分を取り巻く生活は激変し、
家族が悲しむ姿を何度見ても
薬物を止めることは出来なかったといいます。
様々な認識ができなくなってしまった頃、
彼は刑務所へ入りました。
しかし、刑期を終えて出所してからも
薬物から離れていられたのは3ヶ月だけで
また手を出してしまったそうです。
薬物は止められない・・・
そんな彼がたどり着いたのが「ダルク」でした。
今、様々なミーティングや運動などで
薬物のない生活を取り戻しています。
今回取材して
簡単な気持ちで薬物に手を出すと
本当に、本当に、止められなくなる・・・。
そして自分の人生を台無しにし、
家族を崩壊させる・・・。
改めて、薬物の依存性の強さを知り、
すべてを狂わせてしまう「薬物」というものの恐ろしさを実感しました。


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