少し前の話になりますが・・・(^^;)
9月末に「日本語教師」の資格を取得しました。
日本語教師は、日本語を母語としない人たちに日本語を教えるのが仕事です。
実は今、国内で暮らす外国の方たちは年々増加しており、出入国管理庁によると
令和4年末の在留外国人数は300万人を超え、過去最多を更新。
特に愛知県は、東京都についで2番目に多く、
中でも、県内の小中高等学校に通う児童・生徒の数は全国で最も多いといわれています。
このような現状を踏まえ、
政府は日本語教師の国家資格「登録日本語教員」の資格を新たに創設することを決定。
今、日本語教育の需要が高まっています。
50歳を前に、これまでのキャリアを生かした社会貢献ができないか思案したところ
日本語を扱う「アナウンサー」×日本語を教える「日本語教師」という考えに至り勉強を開始!・・・したものの、
文法や音声についてだけでなく、社会的背景や日本語教育の歴史、
自身のアイデンティティに悩む学習者をサポートするための心理学など、
“アナウンサーの守備範囲”を超えた、多岐にわたる内容に四苦八苦・・・。
教育実習を含めた420時間カリキュラムを修了するのに、約2年半かかりました(^^;)
長い道のりでしたが、学習した内容はもちろん、同じ志を持って勉強している仲間に出会えたことは、私の財産に。
これからは、地域のボランティア活動などを通じて、
微力ながら、日本に住む外国人の方たちの力になれればうれしい限りです。