特養ホームで「O157」集団食中毒　33人に症状、2人死亡　静岡・西伊豆町

静岡県は、西伊豆町の特別養護老人ホームで腸管出血性大腸菌「O157」による集団食中毒が発生したと発表しました。33人が症状を訴え、このうち2人が死亡しています。

「O157」による集団食中毒が発生したのは、西伊豆町宇久須の特別養護老人ホーム「特養ヒューマンヴィラ伊豆」です。

県によりますと、今月3日の昼食に出された給食を食べた入所者と職員あわせて33人が、6日以降に腹痛などの症状を訴えました。

このうち、入所者の76歳の女性と81歳の男性が死亡し、8人が入院中です。

この施設の食堂は、名古屋市の日本ゼネラルフードが委託されていて、県は施設の調理部門に対し、当分の間、営業禁止を命じています。