「頂き女子りりちゃん」を名乗り恋愛感情を利用して、男性から約3800万円をだまし取ったなどの罪に問われている25歳の女について、名古屋地検は、別の男性から約1億1700万円をだまし取った罪についても起訴しました。
起訴状などによりますと、住居不定無職の渡辺真衣被告(25)は、今年7月から8月にかけて、SNSで知り合った50代の男性から、現金あわせて約3800万円をだまし取った詐欺の罪のほか、恋愛感情を利用して、男性から現金をだまし取るためのマニュアルを、名古屋市内の21歳の女に販売するなどして、詐欺を手助けした罪に問われています。
渡辺被告の裁判は、今月2日から始まっていますが、名古屋地検は10日、渡辺被告について、おととし3月から今年8月にかけて、別の50代の男性から、あわせて約1億1700万円をだまし取った罪でも起訴しました。
詐欺の罪については、来月6日の裁判で審理される予定です。