「長寿認定こども園」園を運営する法人の理事長が辞任　三重・桑名市

三重県桑名市のこども園で複数の虐待が発覚した問題で、園を運営する法人の理事長で発覚当時の園長が理事長を辞任したことが分かりました。

桑名市の「長寿認定こども園」を巡っては、県と市が今年9月、特別監査の結果、虐待を含む52件の不適切な行為があったとして園を運営する社会福祉法人「花園福祉会」に改善勧告を出していました。

勧告を受け、花園福祉会は１日、定期的に研修を実施することや臨床心理士による園児らへの心のケアを行うことなどを盛り込んだ改善報告書を県と市にを提出しました。

また、発覚当時の園長で花園福祉会の加藤晶子理事長は10月31日付けで理事長を辞任したということです。

県と市は今月中にも園を訪れて改善状況を確認した上で、今後も3か月に1回調査を実施するとしています。