いつだって猫展

みどころ

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    • 人々の暮らしのなかで猫はどのように受け入れられてきたのでしょうか。猫は少なくとも弥生時代中期から日本にいたとみられ、奈良・平安時代以降はその希少性から上流階級に愛玩されるペットとなりました。

      しかし江戸時代にはいると、猫は庶民の生活のなかに溶け込み、鼠を捕まえる益獣として重宝され、さらに魔を祓う縁起物としてもみなされました。またその一方で魔性を持つ動物としても捉えられています。

      本章では鼠退治に奮闘する猫や女性の魅力をひきたてるマスコットとしての猫、伝承に残る怪しい猫などをご紹介することで、猫ブームが生み出された土壌ともいうべき江戸の人々が抱く猫のイメージを皆さんに共有していただきます。

歌川芳艶「猫ねつみどうけかつせん」天保14~弘化3年(1843-46) 個人蔵

猫と鼠は恰好のライバル。その両者の戦いを滑稽に描く。鼠は張子の犬をけしかけて猫を脅している。どうやら鼠の方が優勢のよう。まるで江戸版トムとジェリー?!

歌川国芳「山海愛度図会 七 ヲゝいたい 越中滑川大蛸」嘉永5年(1852) 個人蔵

各地の名所と、「~たい。」美人を取り合わせたシリーズ。
飼い猫にじゃれつかれて、「おお痛い。」