
2006年4月30日放送
「ブーメラン」
今回のテーマは、投げたら戻ってくる楽しいブーメランを大実験しちゃいます!
■ペーパーブーメラン
〈材料〉
- 厚紙(厚さ1ミリ位)
- 表と裏を色分けしてあると便利です!


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〈作り方〉
- 厚紙を長さ13〜14センチ、幅2〜3センチ位に3枚切る
- 3枚の羽根を重ね、一方に1センチ位の切れ込みを入れる
- 2枚の切れ込みを、はさみ込んでいく
- 2枚はさみ込んだものをたたみ、切れ込みにもう1枚はさみ込む
- 3枚を均等に開いていく
- はさみ込んで開いた部分を、ホッチキスでとめていく







[ポイント]
- 出ているホッチキス針の部分をしっかりとおさえる
- 羽根の右側を少しだけ上げる(左利きの人は左側を上げる)
- 羽根の先を中心より少しだけ高くしてそらせる




【ブーメランの投げ方】
- ひとさし指と親指の間にはさむ
- 羽根を上げた表面を顔に向けて持つ
- 水平ではなく垂直に投げる


[ポイント]
- 遠くへ飛ばすためには羽根の先に、ビニールテープを巻きつけて、おもりにする
- 高く飛ばすためには羽根のそりを高くしていく


【ペーパーブーメランのダブリング】
- ひとつは先にテープのおもりをつけて飛距離を変えていく
- もうひとつは羽根をそらせて高低差をつけ、2枚重ねて投げ、別々にキャッチしていく
- かなり難しい技なので頑張ってチャレンジしてみて下さい!


《注意》
- 飛ばす時は人や動物にあたらないよう、気をつけて下さい
- ペーパーブーメランは軽いので、風の影響を受けやすくなっています。野外で飛ばす時は、思わぬ所へ飛んでいくことがありますので、道路や電線のそば等、危険な場所での実験はやめて下さい
★番組からのお願い★
「ラブラボ!」は大人から子供までを対象に、教科書等の理論だけでなく、実験を通して楽しく遊びながら、実際に体験し・手先を動かし・自分で工夫をこらす事によって科学を理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、実験によってはカッターやハサミ等の刃物や小さな部品、工具等を使ったり、火気やドライアイス、家庭用洗剤等の薬品を使うモノもありますので、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
また実験や工作に小さなケガは付き物ですが(紙一枚でも手が切れたりします)、正しい手順と(器具の)正しい使用で危険は大きく減らせます。特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。
