

2006年5月7日放送
「木炭電池」
今回のテーマは、こんなモノで電池になるの?木炭電池を大実験しちゃいます!
■木炭電池
〈材料〉
- 塩
- 水
- 備長炭(高温で焼かれた炭)
- ペーパータオル
- アルミ箔
- 目玉クリップ等(端子用)
- 銅線
- 豆電球かモーター等






〈作り方〉
- 備長炭が一部出るようにペーパータオルを巻く
- ペーパータオルを塩水でぬらす
- ペーパータオルの上にアルミ箔を巻く



[ポイント]
- 塩水は濃い方がうまくいきます
- 備長炭とアルミ箔が直接ふれないように!ふれていると電池になりません!
- またアルミ箔がペーパータオルと密着するようにしっかりおさえてください。

《アドバイス》
- どんな木炭でも電池になるわけではありません!電池になるのは備長炭等、高温で焼かれたものだけです。
- 比較的低い温度で焼かれるバーベキュー用の木炭等では電気を通しません。
- ただし、こういったものも、一度高温で焼くと電気を通すようになります。
■ボルタの電池(世界最初の電池)
〈材料〉
- 塩
- 水
- 銅のやかん
- 亜鉛のバケツ
- 目玉クリップ等(端子用)
- 銅線
- 豆電球かモーター等

〈作り方〉
- バケツの中に塩水を入れる
- 塩水の中に銅のやかんを入れると、電気が流れる

[ポイント]
- 銅の表面をよく磨いてください。
- バケツとやかんが直接あたらないように!
★番組からのお願い★
「ラブラボ!」は大人から子供までを対象に、教科書等の理論だけでなく、実験を通して楽しく遊びながら、実際に体験し・手先を動かし・自分で工夫をこらす事によって科学を理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、実験によってはカッターやハサミ等の刃物や小さな部品、工具等を使ったり、火気やドライアイス、家庭用洗剤等の薬品を使うモノもありますので、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
また実験や工作に小さなケガは付き物ですが(紙一枚でも手が切れたりします)、正しい手順と(器具の)正しい使用で危険は大きく減らせます。特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。
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