

2006年8月13日放送
「水の上を歩こう」
今回のテーマは「水の上を歩こう」 色々な方法で水の上を歩いちゃいます!
→ 過去の実験一覧はコチラ!!
■ダイラタンシー現象
<材料>
- 片栗粉
- 水
- タライ
<作り方>
- タライに片栗粉を入れる。
- 片栗粉を入れたタライに水を調節しながら入れていき、かき混ぜる。
※目安として粉:水は2:1。 - 液体の表面がある程度硬くなり、『強く早く手を入れても入らないが、ゆっくり挿入すると手が入る状態』になれば完成!



《解説》
- ダイラタンシーとは・・・
力を加え続けると固まり、力を加える事を止めると液状に戻る現象の事をいう。





《注意》
- 粉質によって必要な水の分量が変わるので、水を少しずつ入れてかき混ぜて様子を見ながら水を調節してください。
- かき混ぜないでいると片栗粉と水分が分離するので、常にかき混ぜ続けてください。
《液体の上に乗る方法》
- この液体の上に乗り、その場で足踏みをする。
- 足踏みを止めると沈んでしまう。




■水の上にコインを浮かせよう
<材料>
- 水をはったボール
- ラップ
- コイン

<作り方>
- 水をはったボールの上に、水が乗らないようにラップを乗せる
- コインをラップの上にそっと乗せると…


■死海を作ろう
<材料>
- 水槽
- 塩
- 水

<作り方>
- 水槽の水に塩を入れ濃い食塩水をつくる。
(死海の塩分濃度は約30%程。30%の食塩水を作るには、目安として水1リットルに対して塩およそ450gが必要です。)

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☆今回の実験では、家庭用プール(水・約1500リットル/塩・約600kg)の死海に、スピードワゴンや子ども達が入り見事、実験成功!

《注意》
- 塩が溶けにくい時は、お湯を使うなどして水の温度を上げると、溶けやすくなります。
- 濃い食塩水は、直接排水溝に流したりしないでください。捨てる場合は薄めて塩分濃度を下げてから捨てて下さい。
- 塩分濃度が高いため飲んだりしないで下さい。万が一飲んでしまった場合は、多めの水等を飲んで下さい。
- 傷があるところにつくと、痛みを感じますのでつけないで下さい。
- 目や耳に入らないように、気を付けてください。
★番組からのお願い★
「ラブラボ!」は大人から子供までを対象に、教科書等の理論だけでなく、実験を通して楽しく遊びながら、実際に体験し・手先を動かし・自分で工夫をこらす事によって科学を理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、実験によってはカッターやハサミ等の刃物や小さな部品、工具等を使ったり、火気やドライアイス、家庭用洗剤等の薬品を使うモノもありますので、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
また実験や工作に小さなケガは付き物ですが(紙一枚でも手が切れたりします)、正しい手順と(器具の)正しい使用で危険は大きく減らせます。特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。
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