■幻を作ろう!
<材料>
- ロウソク
- ペットボトル
- 黒紙


<作り方>
- ペットボトルの胴体部分を切り取る。
- 切ったペットボトル部分に合うように黒紙を切り、ペットボトルの外側に貼り付ける。

<実験>
- ロウソクに火を付け、ペットボトルを被せると・・・
ペットボトルの壁にロウソクの幻が映る!


《解説》
- ロウソクの光がペットボトルに反射した為、幻が見える。
- 幻を触って友達をビックリさせよう!
もちろん 幻だから、触っても熱くない。


≪注意≫
- 火を使う時はヤケドや火事に注意しましょう!
■ガラスと鏡の違い
ガラスとは
- ガラスの向こう側が明るいと、向こうの景色が透けて見えるので人や物が映らない。
- ガラスの向こうが暗くなると、明るい側の光がガラスの表面に反射するため、自分が映る。


鏡とは
- 光沢を持った金属をガラスにコーティングして作られたもの。
- 鏡に人や物が映るのは、金属の反射によるもの。


■鏡の意外な性質
- 鏡に映った人や物は、よく見ると二重になっている。
- 光が、金属とガラスの両方に反射していて、それぞれの反射で像を結ぶので二重に見える。
- 濃くはっきり映っている方が金属に反射していて、に薄く映っているものが ガラスに映っている像。



■マジックミラーの原理
- 普通の鏡よりもガラスにコーティングする金属の量が少ないので、ガラスと鏡との中間の役割をする。
- マジックミラーは、ミラーを挟んで明るい側と暗い側を作る事で、不思議な現象を生む。
- 明るい側は光がミラーに反射する為、自分の姿しか見えない。
- 反対に、暗い側は光が反射しないので明るい側が透き通って見える。




■サイエンスイリュージョン1
〜鏡を使った消失マジック〜
《解説》
- 箱の中に斜め45度に鏡が取り付けられていて、鏡に箱の底が映し出されている。
よって、箱の内側が全部見えている錯覚を起す。 - 消えた物は、鏡面の裏側にある。



■サイエンスイリュージョン2
〜人の胴体を消すマジック〜
《解説》
- 壁面の部分からの光が、向かい合わせになるようにセットされている2枚の鏡に反射して、胴体の部分が消えたように見える。


■万華鏡の原理
<材料>
- 鏡 2枚
- 置物(オレンジ)

<実験>
- 2枚の鏡を合わせると、左右の鏡がそれぞれを映しあい、両方の鏡に同じパターンが繰り返される。
《解説》
- 鏡の世界、1周360度を、合わせる鏡の角度で割った数が、オレンジの数になる。
- 1周360度を鏡の角度90度で割ればオレンジの数は4個
- 360÷90=4
- 360÷60=6
- 360÷30=12



★番組からのお願い★
「ラブラボ!」は大人から子供までを対象に、教科書等の理論だけでなく、実験を通して楽しく遊びながら、実際に体験し・手先を動かし・自分で工夫をこらす事によって科学を理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、実験によってはカッターやハサミ等の刃物や小さな部品、工具等を使ったり、火気やドライアイス、家庭用洗剤等の薬品を使うモノもありますので、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
また実験や工作に小さなケガは付き物ですが(紙一枚でも手が切れたりします)、正しい手順と(器具の)正しい使用で危険は大きく減らせます。特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。