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2006年12月03日放送
「空を飛ぶ科学」

今回のテーマは「空を飛ぶ科学」 空を舞うダイナミックな実験が目白押し!
過去の実験一覧はコチラ!!

■投げても戻ってくる不思議な紙飛行機

<紙飛行機の作り方>
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[ポイント]
  • 紙飛行機の後ろの翼を軽く上へ、折り曲げる。
    (後ろから見るとTではなくYの字になるようにする)
  • 紙飛行機の下腹部部分をホッチキスで留め、
    開かないようにすると空気抵抗が小さくなります。
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<投げ方>

翼面を自分の方に向け、真上に投げる。

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【解説】

折り曲げた翼の後ろが空気に押さえつけられる事で回転する。

■空を飛ぶ仕組みがわかる実験

<実験道具>
  • スプーン
  • フタに穴をあけたペットボトル
  • スプーンを固定する台
  • 粘着テープ
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<実験内容>

スプーンを台からテープで吊るし、上から勢いよく真っ直ぐ下に水を流し、 さじの部分の背中に当たるようにすると、スプーンはどのように動くか?

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<実験結果>

スプーンは水のほうにすい寄せらる。

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【解説】

スプーンの丸みに沿って、勢いよく水を流すと、水はスプーンに沿って流れ、スプーンによって、 向きを右に変えられている。一方、スプーンはその反動で左向きの力を受けている。 この力を揚力といい、この力がスプーンを水に吸い寄せていた。 つまりグライダーは前から風を受けることで、風が羽によって下向きに流れ、 その反動で羽は上空に向かって押し上げられる。

■グライダーがどうやって前に進むか仕組みが分かる実験」

<材料>
  • 板状の発泡スチロール
  • バルサ等の軽い木の板
  • テープ
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<作り方>

板状の発泡スチロールにテープで木の板を貼る。

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【解説】

木の板をつけていない発泡スチロールをそのまま飛ばすと、 前に飛ばず発泡スチロールが木の葉が舞うように、ひっくり返りながら下に落ちる。 これは、物の重心が真ん中にあるのに対し、揚力は重心の少し前にかかるため、 ひっくり返りながら落ちる。 これを解決するため、発泡スチロールの前に木の板をつけると、重心と揚力が一致するので、 発泡スチロールがひっくり返らず前に飛ぶ。

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■ラブラボ!ナゾ解きメイキング テーマ『えんぴつ』

〈えんぴつができるまで〉
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  1. 芯を作る
    1. 黒鉛と粘土と水を混ぜ合わせる。
    2. ローラーの付いた機械で押し潰し、材料を馴染ませる。
    3. 馴染ませた材料に上から圧力をかけ、小さな穴から押し出すと、芯の形になる
    4. 出来たての芯には、まだ水分が残っているので、水分を飛ばす為に、100度以上の高温でおよそ4時間、乾燥機にかける。更に、芯をより硬く丈夫にする為、1000度以上の高温で9時間焼く。
    5. 120度のひまわり油に2時間浸して芯が完成。(油につける事で、芯の中の隙間が油で埋まり、より滑らかな書き味になる)
  2. インセンスシダ−という木の板に、2ミリ程の溝を彫る。
  3. 溝に芯を入れ、もう1枚の板で挟む。
  4. 板の両面の芯と芯との間を山型に削り、切り離す。
  5. 塗料の入った入れ物の中にえんぴつを通して、色を付けていく。この工程を6回繰り返す。
  6. 最後にえんぴつの濃さや会社のマークを刻印して完成。
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※ラブラボ!では見てみたいメイキングを大募集! 身近なモノに関する疑問をでんじろう先生が解決します。


★番組からのお願い★

「ラブラボ!」は大人から子供までを対象に、教科書等の理論だけでなく、実験を通して楽しく遊びながら、実際に体験し・手先を動かし・自分で工夫をこらす事によって科学を理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。

その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、実験によってはカッターやハサミ等の刃物や小さな部品、工具等を使ったり、火気やドライアイス、家庭用洗剤等の薬品を使うモノもありますので、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。

また実験や工作に小さなケガは付き物ですが(紙一枚でも手が切れたりします)、正しい手順と(器具の)正しい使用で危険は大きく減らせます。特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。