でんじろう先生のはぴエネ!毎週日曜 よる8時54分~ 私たちの生活で様々な役割を果たしているエネルギー。身近だけど、意外と知らないエネルギーをでんじろう先生がおもしろ解説で徹底解明します!

2009年5月10日放送 第6回

「水のエネルギー(2)水の不思議な性質・水蒸気」

今回は、水で火をつけることができるかどうかというユニーク実験。


(1)
フラスコ内の水を沸騰させ、発生した水蒸気をフラスコの口にセットした銅管から出します。
勢いよく出てくる水蒸気に紙を近づけたら紙はどうなるでしょう?


(2)
銅管の途中にバーナーをセットします。


(3)
しばらく銅管を加熱させます。


(4)
そして紙を近づけると・・・
何と燃えてしまいました!


(5)
沸騰したお湯から出た水蒸気は100℃ですが、水蒸気を加熱すると100℃以上の高温の水蒸気(過熱水蒸気)になるんです。
それで紙が燃えたというわけです。


(6)
水が気体になった状態を水蒸気といい、無色透明。
白く見える湯気は、水蒸気が温度の低い空気にふれ、細かい水滴になったものなんですよ。


(7)
最近は、この水蒸気をさらに加熱した100℃以上の過熱水蒸気で調理する、ウォーターオーブンなども使われるようになっています。

★番組からのお願い★

「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。