2009年5月10日放送 第6回
今回は、水で火をつけることができるかどうかというユニーク実験。
(1)
フラスコ内の水を沸騰させ、発生した水蒸気をフラスコの口にセットした銅管から出します。
勢いよく出てくる水蒸気に紙を近づけたら紙はどうなるでしょう?
(2)
銅管の途中にバーナーをセットします。
(3)
しばらく銅管を加熱させます。
(4)
そして紙を近づけると・・・
何と燃えてしまいました!
(5)
沸騰したお湯から出た水蒸気は100℃ですが、水蒸気を加熱すると100℃以上の高温の水蒸気(過熱水蒸気)になるんです。
それで紙が燃えたというわけです。
(6)
水が気体になった状態を水蒸気といい、無色透明。
白く見える湯気は、水蒸気が温度の低い空気にふれ、細かい水滴になったものなんですよ。
(7)
最近は、この水蒸気をさらに加熱した100℃以上の過熱水蒸気で調理する、ウォーターオーブンなども使われるようになっています。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。