でんじろう先生のはぴエネ!毎週日曜 よる8時54分~ 私たちの生活で様々な役割を果たしているエネルギー。身近だけど、意外と知らないエネルギーをでんじろう先生がおもしろ解説で徹底解明します!

2010年1月24日放送 第43回

「静電気(4)静電気モーター」

静電気と言えば、18世紀半ばに行なわれたフランクリンの雷実験が有名です。
そもそも雷は雲を作っている水の粒や氷の粒が擦れあって生まれる静電気なんです。


(1)
フランクリンは凧の雷実験で、雷が静電気であることを証明したのです。


(2)
そんなフランクリンの名前がついた面白いモーターが、静電気モーター、別名“フランクリンモーター”です。


(3)
これに風船をマフラーで擦って、モーターに電気を送ると・・・


(4)
画びょうを刺したコップがクルクルと回り始めました。


(5)
簡単に説明すると回る理由は水車と同じ原理です。
水車は水の流れを利用して回転しますが、静電気モーターは電気の流れを利用して回ります。
風船の静電気を送り込むと電気がコップに刺した画びょうを通して運ばれて流れていきます。
その電気の流れによって回転したというわけなんです。


★番組からのお願い★

「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。