でんじろう先生のはぴエネ!毎週日曜 よる8時54分~ 私たちの生活で様々な役割を果たしているエネルギー。身近だけど、意外と知らないエネルギーをでんじろう先生がおもしろ解説で徹底解明します!

2010年5月16日放送 第59回

「乗り物のエネルギー(3)船が浮かぶ原理」

重いものや物資を大量に輸送するのに適している船。
しかし、なぜ重いものを大量に運ぶことができるのか?
それは水の力を上手に利用しているからです。


(1)
それを確かめるための実験をしてみます。


(2)
用意したのは、ロール状になっている約1キログラムの鉛。


(3)
これを水槽の水の中へ入れてみると・・・当然ですが沈んでしまいます。


(4)
今度は、ロール状の鉛を広げて、船の形にしてみます。


(5)
これを水槽の中へ入れてみると・・・


(6)
軽々と鉛の船が浮きました。


(7)
水に物を浮かべると、水が元に戻ろうとして、物体を押し返す力が働きます。
これを “浮力” といいます。


(8)
鉄で作られた船が水に浮くのも、浮力の働きから。
水の下にある部分の体積が、船が押しのけた水の体積にあたります。
船は、その分の水の重さに等しい浮力を受けて、浮かんでいます。


★番組からのお願い★

「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。