2010年8月8日放送 第71回
外で遊ぶと楽しい工作をご紹介します。
(1)
ペットボトル飛行体というものです。
うまく作れば何十メートルも飛ぶんです。
(2)
材料は500ミリリットルの円筒形タイプのペットボトル。
そして釣りの時におもりとして使う鉛の板とビニールテープです。
(3)
ペットボトルの円筒部分にカッターで切れ目を入れ、あとはハサミで輪切りにしていきます。
切り出したあとは切り口をハサミでカットして調えます。
(4)
おもりになる鉛の板には両面の粘着テープを貼っておき、ペットボトルの縁に沿って貼ります。
(5)
鉛の板だけではむき出しで取れたりしますので、上からビニールテープを巻き、補強します。
(6)
投げ方にコツがあります。
(7)
おもりがついた方を前に投げます。
(8)
ポイントは、投げる時に少し回転をかけて投げること。
これで回転がついて方向が安定し、とてもよく飛ぶんです。
(9)
ペットボトル飛行体が飛ぶ原理を解説します。
用意したのは、コピー紙の片方を折り重ねて、ホッチキスで止めただけもの。
(10)
実はこれだけでもよく飛ぶんです。
(11)
折り重ねた方は重くなり、重心が前に移動します。
すると進行方向に対して垂直・上向きに働く力(揚力)が働いて、バランスよく飛ぶということなんです。
(12)
これを筒状にしたものが、ペットボトル飛行体なんです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。