2010年8月15日放送 第72回
今回は空に浮かぶ雲を調べてみます。
(1)
まずは雲を作ってみましょう!
(2)
用意したのは容器に入った熱湯。
(3)
そしてマイナス196度の液体窒素です。
(4)
熱湯の中へマイナス196度の液体窒素を注ぐと・・・何と雲ができました。
(5)
容器には熱湯から発生した水蒸気が満たされていました。
そこへマイナス196度の液体窒素が入ったことで水蒸気が冷却されて、小さな水の粒、霧になったのです。
それが気化した窒素によって噴き上げられて、雲になったのです。
(6)
そもそも雲は大気中に水分やチリなどを核にして、水や氷が集まったものです。
(7)
さらにもうひとつ実験してみます。
水を満たしたガラス容器の底にはロウトを使って静かに牛乳を沈めておきます。
(8)
ガラス容器を下から温めてみると・・・入道雲が現れました!
(9)
雲ができるもうひとつの条件は、地面に近い温度と上空の温度との差にあります。
(10)
地面近くの空気が太陽のエネルギーで温められると上空との温度差が激しくなり、実験のような入道雲ができるのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。