2011年5月8日放送 第110回
今回は大好きな人も多いのではないでしょうか?マヨネーズ工場です。
(1)
マヨネーズの材料は卵とお酢と食用油です。
工場では1分間に600個の卵を割ることができる機械を使っています。
(2)
このマシンで卵黄だけを取り出すことができます。
この卵黄がマヨネーズの味以外にも大きな役割を果たしています。
(3)
マヨネーズの主な材料となるお酢と食用油を混ぜてみます。
しかし、お酢は水分ですから「水と油」というくらいで混ざり合わないのです。
(4)
ここに卵黄を入れると・・・混ざりました。
実は卵黄によって“乳化”という現象が起こったのです。
(5)
水と油は溶け合わないのですが、卵黄の中に含まれる「レシチン」という物質が油を取り囲むことで油は小さな玉になり、水に溶けるようになるのです。
協力:キューピー株式会社
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。