2011年6月19日放送 第116回
今月は、私たちのとって身近な「調理」のエネルギーについて考えていきます。
今回とりあげるのは油のエネルギーです。
(1)
中華鍋に発火したサラダ油が入っています。
(2)
ここに水を一滴落とすと・・・
(3)
火柱があがります。
(4)
油は大変高温になっています。
ここに水滴が入ると、水は油のエネルギーで一気に蒸発、水蒸気に変わります。
この時に体積が急激にふくらむので火のついた油を吹き飛ばし、火柱があがったのです。
(5)
油は高温にすることができるので、食材を一気に効率よく熱するのに適しています。
そのため、揚げ物や炒め物に使われるのです。
※危険な実験ですので絶対マネをしないで下さい。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。