でんじろう先生のはぴエネ!毎週日曜 よる8時54分~ 私たちの生活で様々な役割を果たしているエネルギー。身近だけど、意外と知らないエネルギーをでんじろう先生がおもしろ実験で徹底解明します!

2012年2月5日放送 第149回

「冬のエネルギー(1)融雪剤の仕組み」

今月は、寒い冬のエネルギーについて考えていきましょう。
道路に雪が積もった時、雪を溶かすためにまくのが「融雪剤」。
そんな融雪剤で雪が溶ける仕組みとは?

(1)
氷の板を用意します。


(2)
その氷の板に細かくした融雪剤をのせると・・・


(3)
融雪剤をのせた部分が溶けた!


(4)
溶けた部分の温度を測ってみると、温度が上がるどころか逆に激しく冷たくなっています。


(5)
融雪剤には主に 「塩化カルシウム」 が使われています。
塩化カルシウムが水に混ざると、0度では凍らなくなります。
そのため、今まで0度で凍っていた氷が溶けてしまうのです。
さらに、氷が溶けて水になる時、まわりからエネルギーを奪うので温度が下がっていたのです。


★番組からのお願い★

「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。