2012年5月13日放送 第163回
今月は、電気をめぐるエネルギーについてご紹介しています。
今日は放電現象について考えます。
放電現象といえば、静電気やカミナリなどがありますが、私たちの役に立つ放電現象もあるんです。
(1)
気体が入ったガラス管を3本用意しました。
(2)
ここに電気を流して、放電現象を起こしてみると・・・
(3)
ガラス管の中が光った!
このガラス管の中には普通の空気が入っています。
(4)
こちらのガラス管の中は「アルゴン」という気体が入っています。
(5)
こちらは「ネオン」という気体が入っています。
(6)
放電を起こすと、気体によってさまざまな色に光るんです。
(7)
実は、この放電現象を使ったのが、街中の看板などに使われている「ネオン管」やナイター照明などに使われる「水銀灯」、トンネルの照明に使われる「ナトリウムランプ」などです。
それぞれの中には、ネオンや水銀などの気体が入っていて、それが放電現象で光っていたんです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。