2012年9月30日放送 第183回
火事などを感知するため、設置させているのが「火災報知器」。
その中で「イオン化式火災報知器」の仕組みをご紹介します。
(1)
イオン化式火災報知器の中に入っているものと同じものが冷やしたボウルの中に置いてあります。
(2)
そこにエタノールを吹きかけます。
(3)
ラップでふたをします。
(4)
そして、懐中電灯で中を照らしてみると・・・
(5)
線のようなものが見える!
(6)
この線のようなものは「放射線」が飛んだ跡なんです。
つまり、イオン化式火災報知器は「放射線」を利用して火災を感知する仕組みになっているのです。
(7)
この物質は「アメリシウム」という放射性物質で、この物質からでた微量の放射線によって、報知器内の空気が常に電気が流れている状態になります。
ここに煙などが入ってくると、電気の流れに変化がおき、それを感知して知らせる仕組みになっています。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。