でんじろう先生のはぴエネ!毎週土曜 午前11時35分~ 私たちの生活で様々な役割を果たしているエネルギー。身近だけど、意外と知らないエネルギーをでんじろう先生がおもしろ実験で徹底解明します!

2012年10月13日放送 第185回

「再生可能エネルギー 太陽光発電」

今日は個人のお宅にも普及しつつある「太陽光発電」について考えます。
太陽光発電で走るソーラーカーを使って実験してみましょう。

(1)
まずは、ロウソクの光を使って走らせてみましょう。
ロウソクのわずかな光でも車は走るでしょう?


(2)
ソーラーカーが走った!


(3)
今度は動力にロウソクよりも強い光をだすマグネシウムリボンを使ってみましょう。


(4)
ロウソクを使ったときよりも速くなった!


(5)
光が強かった分、ソーラーパネルの電気の発電量が増え、速くなったのです。
つまり、光の強さによって発電量が変わるんです。


(6)
そんな太陽光発電の施設「メガソーラーたけとよ」


(7)
敷地面積は14万平方メートル。
これはなんとナゴヤドーム3個分。
では、太陽光発電はどういう仕組みで発電されるのでしょう?


(8)
ソーラーパネルの中は2種類の半導体を電極で挟んだ状態になっています。
太陽の光が当たるとマイナスとプラスの電気が、それぞれの半導体に集まる性質があるため、電気が発生するのです。


(9)
しかし、実験でお見せした通り、光の強さで発電量が変わってしまったり沢山の電気をつくるには、広い土地が必要など、いろんな課題も残されているんです。


★番組からのお願い★

「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。